勤怠管理システムを比較するとき、多くの企業はまず、機能・料金・打刻方法などが整理された比較表を確認します。
もちろん、比較表は製品ごとの違いを把握するうえで有効です。しかし、人事責任者が導入や乗り換えを決裁する際には、比較表だけでは判断しきれない論点が残ります。
こうした論点を整理しないまま製品を選ぶと、導入後に運用の手戻りや給与計算との不整合が発生する可能性があります。
この記事では、機能比較表だけでは見えにくい5つの判断軸を整理し、内製と外部委託を検討するための試算フレームを紹介します。勤怠管理システムの導入・乗り換えを検討する際に、判断材料の一つとしてご活用ください。
本記事のポイント
製品比較だけでは判断できない理由を理解する
シェア上位の勤怠管理システムを選んでも、導入後に後悔する企業は少なくありません。
機能や料金だけでは判断できない、運用設計上の見落としやすい論点を整理します。
運用不備のリスクを経営インパクトで判断する
勤怠管理の不備は、未払い賃金の是正や労基署対応など、経営上のリスクにつながります。
現行運用を放置した場合に発生し得るコストを、具体的な数値をもとに確認します。
機能比較表に書かれていない5軸で見極める
就業規則との整合性、法令対応の継続性、給与連携、設定難度、責任分界点の5つの観点から、機能比較表だけでは見えない導入後の運用リスクを判断します。
内製と委託の境界を試算で判断する
自社で対応すべき業務と、外部委託を検討すべき業務の境界を整理します。
内製にかかる工数や隠れコストを試算し、委託判断の目安を明確にします。
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勤怠管理と給与計算は連動するため、給与計算の委託判断と合わせて検討すると、人事領域全体の体制設計が最適化できます。
勤怠管理システムの比較が「製品選定」では終わらない構造的理由
ITR調査によれば、就業管理市場の2022年度売上は328億円・前年比20.2%増、2022〜2027年度のCAGRは14.0%、SaaS型は2025年度に市場全体の8割を占める見込みです。
働き方改革関連法とテレワーク定着を背景に、リニューアル需要の拡大が続いています。
市場が成熟するなかでも、なぜ多くの企業が「想定通りに運用できない」状態に陥るのか。ITトレンドの調査では、勤怠管理システムの導入担当者50名のうち、90%が「もう少し検討すればよかった」と回答しています。
このような後悔が起きる背景には、主に3つの理由があります。
1つ目は、比較表の評価軸が「機能の有無」に偏りやすいことです。
就業規則をどこまで反映できるのか、法改正対応を誰が担うのかといった、運用設計の論点が抜け落ちやすくなります。
2つ目は、勤怠管理が単独のツールでは完結しない業務であることです。
勤怠データは、給与計算、人事評価、労務手続きと密接につながっています。そのため、システム単体ではなく、周辺業務との連携まで含めて判断する必要があります。
3つ目は、比較対象が増えるほど検討工数が膨らみ、意思決定が長期化しやすいことです。
その間も現行運用のリスクは残り続けるため、比較に時間をかけすぎること自体がコストになります。
BOXILが2025年12月に実施した調査では、勤怠管理システムの導入経験者1,565人のうち、利用率が最も高かったのは「マネーフォワード クラウド勤怠」で18.6%、次いで「ジョブカン勤怠管理」が17.3%でした。上位2サービスだけで、全体の3分の1以上を占めています。
しかし、シェアの高い製品を選んだからといって、導入後の後悔を必ず防げるわけではありません。
勤怠管理システムの選定では、人気や知名度だけでなく、自社の就業規則、運用体制、給与計算との連携まで含めて判断する必要があります。
経営インパクトから逆算する : 勤怠管理の不備が事業に与える3つのリスク
比較検討が遅れて現行運用のまま時間が経過すると、責任者が抱えるリスクは3つの経路で増幅します。「何カ月放置するといくらの損失になるか」の観点で整理します。
リスク1 : 賃金不払いの是正リスク
厚生労働省が公表した「監督指導による賃金不払残業の是正結果(令和3年度)」では、1企業あたり100万円以上の割増賃金不払いで是正指導を受けた企業は1,069社でした。対象労働者は6万4,968人、合計支払額は65億781万円にのぼり、1企業あたりの平均支払額は609万円となっています。
さらに令和4年以降は集計対象が拡大され、監督指導の件数は20,531件、対象労働者は17万9,643人、合計支払額は121億2,316万円に達しています。
令和3年度
令和3年度
令和4年以降(集計対象拡大)
令和4年以降(集計対象拡大)
請求対象となる期間が長期化しているため、勤怠管理の不備は単年度の損失では済まず、過去にさかのぼって大きな是正負担につながる可能性があります。
リスク2 : 労基署対応の工数と信用毀損
労基署の調査は予告なく実施されるケースもあり、タイムカード、賃金台帳、就業規則、36協定などの提出を求められる場合があります。
Excelや紙で勤怠管理を行っている場合、必要な資料を揃えるだけでも、人事責任者や担当者の時間が大きく奪われます。さらに、是正勧告に発展すれば、社内対応だけでなく、取引先や採用市場からの信頼にも影響が及ぶ可能性があります。
勤怠管理の不備は、単なる事務作業の問題にとどまりません。
対応工数の増加や信用低下といった、定量化しづらいコストにもつながります。
リスク3 : 属人化が人事責任者に与える影響
月次締め、給与計算への連携、長時間労働者の抽出、36協定の更新、有給休暇5日取得の管理など、勤怠管理に関わる実務は多岐にわたります。これらの業務が特定の担当者に集中している企業も少なくありません。
担当者への依存度が高まるほど、異動や離職が発生した際に運用が止まるリスクも大きくなります。また、勤怠集計に毎月20時間以上かかる状態が続けば、人事責任者は評価制度の見直し、採用計画、組織開発といった本来注力すべき戦略業務に時間を割きにくくなります。
3つのリスクに共通しているのは、現時点では表面化していなくても、いったん顕在化すると大きな損失につながる点です。
そのため、勤怠管理システムの比較検討では、単にシステム費用を比べるだけでは不十分です。意思決定が遅れることで、未払い賃金の是正、労基署対応、業務の属人化といったリスクがどれだけ積み上がるのかも含めて判断する必要があります。
勤怠管理システム比較における5つの判断軸 ──機能比較表に載らない確認ポイント
多くの比較記事は機能項目を一覧化していますが、これらは前提条件にすぎません。
勤怠管理システムを比較する際に重要なのは、「導入後に自社で運用したとき、どのような問題が起こり得るか」を見極めることです。
ここでは、機能比較表だけでは判断しづらい5つの確認ポイントを整理します。
Point1:就業規則とシステム設定の整合性
導入後に運用が崩れる大きな原因のひとつが、就業規則の解釈とシステム設定のズレです。
たとえば、「振休」と「代休」は似た言葉ですが、労務管理上の扱いは異なります。休日を事前に振り替えたうえで出勤するのが振休であり、休日出勤後に休みを取るのが代休です。振替休日を同一週内に取得しない場合、出勤した週の労働時間が40時間を超えると、0.25の割増賃金が発生することがあります。
就業規則には「振休」と記載されていても、実際の運用は代休に近いケースも少なくありません。こうした違いは、機能比較表だけでは判断できません。
確認すべきなのは、自社の就業規則や実際の運用を、ベンダーがどこまで読み取り、システム設定に反映できるかです。
Point2:法令対応の継続性
労働関連法令は数年おきに改正されます。
近年だけでも、時間外労働の上限規制、年5日の有給休暇取得義務、月60時間超の割増賃金率引上げの中小企業適用などが続ています。
クラウド型の勤怠管理システムであれば、システム側が法改正に対応するケースは多くあります。
しかし、システムが対応していることと、自社の就業規則や運用が法改正に合っていることは別問題です。
比較時に見るべきなのは、「法改正に対応しているか」だけではありません。
自社の勤怠ルール、就業規則、現場運用まで含めて、誰が継続的に整合性を確認するのかを明確にしておく必要があります。
Point3:給与計算との連携設計
勤怠管理システムは、集計した勤怠データを給与計算へつなぐ役割を持ちます。
勤怠データと給与計算ソフトのフォーマットが揃わないと、締め日から支払日までの限られた時間で手作業の調整が発生します。
確認すべきなのは、自社の給与計算ソフトとどの項目まで連携できるのか、どの粒度でデータを受け渡しできるのかという点です。
Point4:設定難度と社内リソース
シェアの大きい勤怠管理システムほど、機能が豊富で設定の自由度も高い傾向があります。一方で、自由度が高いほど、自社に合わせた初期設定の難度も上がります。
変形労働時間制、フレックスタイム制、シフト制、夜勤、時間単位有給など、複数の勤務制度がある場合、設定項目は複雑になります。
ここで確認すべきなのは、設定を誰が担当し、どれくらいの工数がかかるのかです。社内に法令と勤怠運用の両方を理解した担当者がいない場合は、設定代行サービスの利用も比較対象に含める必要があります。
Point5:乗り換え時の責任分界点
既存システムから乗り換える場合、データ移行、並行稼働、従業員説明、運用ルールの見直しが同時に発生します。
このとき、ベンダー、社労士、IT部門、人事部門の役割分担が曖昧なままだと、トラブル発生時に「誰が対応するのか」が不明確になります。
確認すべきなのは、乗り換えプロジェクト全体のマネジメント責任を誰が持つのかです。
データ移行だけでなく、設定確認、並行稼働中の検証、従業員への周知まで含めて、責任範囲を明確にしておくことが重要です。
| 判断軸 | 責任者として確認すべき点 |
|---|---|
| 就業規則の整合性 | ベンダーが就業規則を読み込み設定に反映する責任を持つか |
| 法令対応の継続性 | 自社運用の整合性を誰が継続的に担保するか |
| 給与連携 | 給与計算ソフトとどの粒度で接続するか |
| 設定難度 | 設定を誰が・どれくらいの工数で行うか |
| 責任分界点 | 乗り換えプロジェクト全体の責任は誰が持つか |
勤怠管理システムの内製と外部委託を比較するフレーム ──設定代行を使うべき組織のサイン
5つの判断軸を踏まえると、勤怠管理システムの比較は、単に「どの製品を選ぶか」だけでは判断できません。
重要なのは、導入後の運用を見据えて、どこまでを社内で対応し、どこからを外部に委託するのかを整理することです。
その際に確認すべきなのが、自社では見えにくい「隠れコスト」です。
初期設定にかかる工数、月次運用の負担、法改正対応、設定ミスによる手戻り、担当者への属人化なども含めて、内製と外部委託を比較する必要があります。
内製コストの試算フレーム
内製を続けた場合のコストは、システム費用ではなく以下の合計で評価します。
内製の年間コスト(円) =
①初期設定工数(時間)× 人事担当者の時間単価(円)
+②月次運用工数(時間)× 12カ月 × 時間単価
+③法改正対応工数(年2〜4回想定)× 時間単価
+④設定ミス・トラブル対応の手戻り工数 × 時間単価
+⑤属人化による継承不能リスクの期待損失
①〜③は時間で測れますが、④⑤は期待値で評価します。④は「過去3年の給与計算やり直し発生有無」、⑤は「現担当者の異動・離職時の引継ぎ工数」を起点に推計します。
設定代行サービスを使うべき組織の5つのサイン
以下のいずれかに該当する組織は、外部委託を検討すべきタイミングです。
| No. | サイン | 該当する場合のリスク |
|---|---|---|
| 1 | 就業規則とシステム設定の整合性を、社内で検証できる人材がいない | 設定ミスが運用後に発覚し、給与計算の手戻りが発生するリスクが高い |
| 2 | 変形労働時間制・フレックス・シフト制など、複数の勤務制度が並存している | 初期設定の難度が高く、内製では設定完了までの期間が読めない |
| 3 | 人事責任者が勤怠以外に複数の重要業務を抱えている | 設定・運用フェーズで責任者の工数が逼迫し、決裁判断が遅れる |
| 4 | 過去にシステム導入で「設定して終わり」のサポートに失望した経験がある | 同じ構造で失敗を繰り返すリスクが高く、伴走型の支援が必要 |
| 5 | 給与計算・人事評価など隣接領域の見直しも視野に入っている | 勤怠単独で委託先を選ぶより、人事DX全体で一気通貫の支援が効率的 |
1つでも該当すれば、製品比較と並行して「設定代行を含めた委託範囲の比較」を始めることを推奨します。複数該当する場合は、委託範囲の整理を先行させたほうが結果的に意思決定が速くなります。
勤怠管理システム導入の判断手順|責任者が確認すべき3つの決裁ゲート
勤怠管理システムの導入は、要件定義から本番稼働まで、主に5つの段階で進みます。
各段階の細かな作業は、実務担当者が中心となって進める領域です。一方で、人事責任者はすべての作業に細かく関与するのではなく、重要な判断が必要なポイントに絞って確認することが現実的です。
特に重要なのが、「承認して次に進めるか」「いったん差し戻すか」を判断する決裁ゲートです。
ここでは、責任者が重点的に確認すべき3つの決裁ゲートを整理します。
導入判断の5ステップと3つの決裁ゲート
STEP 1
要件定義 ──就業規則の整理と課題の洗い出し
就業規則と実態のズレ、給与計算との接続ポイントを整理する。
▶ 決裁ゲート①:就業規則の整理を経て要件が確定しているか
STEP 2
システム選定 ──要件に合うシステムとベンダーを比較
機能・料金だけでなく、設定代行・社労士監修の有無を含めて比較する。
STEP 3
運用設計・設定 ──マスター作成と就業ルールの落とし込み
勤怠区分・休暇種別・残業計算・割増率を設定する。
▶ 決裁ゲート②:社労士視点のレビューで就業規則との整合を確認したか
STEP 4
テスト運用 ──並行稼働と従業員説明会
既存運用と並行稼働させ、給与計算結果を比較検証する。
▶ 決裁ゲート③:並行稼働期間に給与計算と勤怠データの整合を検証したか
STEP 5
本番稼働 ──全社展開と継続改善
運用後のモニタリングと、法改正・組織変更時の継続的な見直しを行う。
最も重要なのは①と②です。
①で就業規則の整理を後回しにするとSTEP3以降の設定が曖昧になり、運用後にズレが顕在化します。②のレビューを経ずに本番稼働させると、給与計算の不整合が初月から発生します。
【事例】勤怠管理システム比較で設定代行を選んだ2社の判断ポイント
ここでは、勤怠管理システムの導入・見直しにあたり、フォスターリンクの設定代行を利用した事例をご紹介します。
IT企業 : 新規導入支援・設定代行 (規模100〜150名・1〜5拠点)
導入前には、主に3つの課題がありました。
1.旧システムで勤怠データの集計に誤りがあったものの、原因や修正方法が明確になっていなかったこと
2.勤怠データを出力した後に手作業で加工する必要があり、毎月の処理に手間がかかっていたこと
3.システム入れ替えに必要な社内人材を十分に確保できなかったこと
設定代行を選んだ決め手は、新旧システムの切り替えにかかる工数を社内で抱え込まず、外部に任せられる点でした。
同社では、勤怠ルールに基づいた正しい集計方法へ見直すことで、コンプライアンスリスクの低減につながりました。また、これまで必要だった手作業でのデータ加工が不要になり、人事担当者は本来注力すべきコア業務に時間を充てやすくなりました。
結果として、社内人材に大きな負担をかけることなく、新システムへの乗り換えを進めることができました。
福祉施設 : KING OF TIME新規導入支援・設定代行 (規模〜100名・1〜5拠点)
導入前には、主に4つの課題がありました。
1つ目は、休暇の有給・無給区分や変形労働時間制の集計ルールが整理されておらず、法定基準を満たしているか判断しづらい状態だったことです。
2つ目は、旧システムで集計誤りが発生しており、移行データにも影響が出ていたことです。
3つ目は、管理者の操作スキルが十分でなく、日常運用に支障が出ていたことです。
4つ目は、セキュリティ設定や権限管理が見直されないまま運用されていたことです。
設定代行を選んだ決め手は、法令との整合性確認、運用ルールの整備、セキュリティ設計までを一体で支援できる体制でした。
同社では、休暇種別ごとのルールや変形労働時間制の集計方法を整理し、法定基準に沿ったシステム設定を行いました。これにより、勤怠管理におけるコンプライアンスリスクの低減につながっています。
また、旧システムで発生していた誤集計を特定・修正し、実務に即した操作手順書も整備しました。さらに、承認フローを見直したうえで権限を再設定し、適切なセキュリティレベルで運用できる状態を整えました。
2社に共通するのは、製品を選ぶ前に運用整理と設定責任の所在を明確にしたことです。製品比較と並行して委託範囲を検討したことで、導入後に起こりやすい設定ミスや運用不具合を未然に防ぎやすくなったといえます。
勤怠管理システム比較後に検討したい選択肢|フォスターリンクの設定代行・運用支援
フォスターリンクは2000年創業の人事支援企業として、KING OF TIMEを中心とした勤怠管理システムの設定代行・運用支援を提供しています。比較・選定後の設定・法令整合・運用までを一気通貫で委託できる体制です。
同一チームでの完結体制
従来は、IT側のベンダーが設定代行を行い、法令側は別の社労士に依頼する分業構造が一般的でした。この構造では整合性に問題が起きたとき責任のたらい回しが発生します。
フォスターリンクは10年以上提携する社労士法人がチームに参加し、設定代行・就業規則レビュー・給与連携を同一チームで完結します。
開発・サポート経験者の在籍
システムの仕様を内側から理解した開発・サポート経験者がチームに在籍しているため、複雑な移行設定や稼働後のトラブルに速く正確に対応できます。
設定代行を提供する事業者は多数ありますが、開発経験者が在籍するのはごく限られた事業者です。
勤怠だけで終わらない人事DX全体への伴走
勤怠管理の導入は人事DXの起点です。
フォスターリンクは給与計算代行、人事評価、組織サーベイ、研修まで一社で支援できるため、勤怠を起点に人事DX全体を継続的に支援できます。
自社に合った委託範囲を、社労士視点で整理しませんか
フォスターリンクでは、社労士視点で現行運用のリスクを確認しながら、どこまでを社内で対応し、どこからを外部委託すべきかを個別に整理します。具体的な支援範囲や費用感についても、貴社の状況に合わせてご案内します。
勤怠管理システムの比較に関するよくある質問
Q1. 委託後も社内に残すべき業務は何ですか
判断と意思決定を伴う業務は社内に残します(月次の承認、人事評価との接続、長時間労働者への面談・指導など)。委託する範囲は専門性と継続性が求められる領域(設定変更、法改正対応、トラブル調査、データ移行、操作教育)に集中させると効果が高まります。
Q2. 選定時に確認すべき契約条件は何ですか
主に4点です。①設定範囲の明示(ベンダー責任の範囲)、②法令対応の継続性(法改正への追随範囲と費用負担)、③トラブル発生時の対応窓口(誰がどのSLAで対応するか)、④給与計算ソフトとの連携責任。これらを契約書に明記する事業者ほど、運用後の責任分界が明確です。
Q3. フォスターリンクのKING OF TIME設定代行と他社の違いは何ですか
3点あります。①10年以上提携する社労士法人がチームに常駐し、設定代行と就業規則レビューが同一チームで完結すること。②開発・サポート経験者が在籍し、複雑な移行設定にも対応できること。③勤怠を起点に給与計算・人事評価・研修まで一社で継続支援でき、人事DX全体への伴走が可能なこと。
出典
- 厚生労働省「監督指導による賃金不払残業の是正結果(令和3年度)」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/chingin-b.html - 厚生労働省「賃金不払が疑われる事業場に対する監督指導結果(令和4年・令和5年)」
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/chingin-c_r05.html - 厚生労働省「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイドライン」(平成29年1月20日策定)
- 労働基準法 第32条・第36条・第37条・第39条・第108条・第109条
- 労働安全衛生法 第66条の8の3
