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2月 18, 2025
10 min read time

【2025年版】給与計算代行サービス比較6選!選び方や導入手順も解説

煩雑で手間がかかる給与計算は、アウトソーシングすると負担を大きく減らせます。この記事では、給与計算をアウトソーシングできるサービスのおすすめ6選をご紹介します。サービスの選び方や導入成功までのステップも解説しますので、ぜひ参考にしてください。

 

給与アウトソーシングとは

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給与計算アウトソーシングとは、企業が毎月の給与計算や年末調整、社会保険手続きといった煩雑な業務を、外部の専門会社に委託するサービスです。

アウトソーシングすることで、正確かつ効率的な給与計算が可能になり、企業は自社のリソースをコア業務に集中できるようになります。最新の法改正への対応も専門会社にまかせられるため、リスク回避にも役立ちます。

 

給与計算アウトソーシングサービスの選び方

給与計算は、さまざまな企業がサービスを提供しており、選定時は慎重に検討することが重要です。ここでは押さえておくべきポイントを解説します。

対応範囲

給与計算アウトソーシングを依頼する際には、提供企業がどの業務に対応しているのかをまず確認しましょう。

給与計算や年末調整だけでなく、社会保険の手続きや法定調書作成なども依頼できれば、一括して業務を委託できて便利です。自社が必要とする業務をできるだけ多くカバーしているサービスを選ぶことが大切です。

自社の企業規模や、アウトソース会社の特徴などによっても対応範囲が変わってきます。以下のページでも詳しくご紹介していますので、参考にしてみてください。

【関連記事】給与計算アウトソーシングのメリットや留意点などを詳しく解説

 

セキュリティ性

給与計算には、従業員の個人情報が含まれています。そのためサービス選定において、セキュリティ対策が万全であることは、データの安全性を確保するために極めて重要です。

具体的には、ISO認証されているか、どのようなデータ管理体制が整備されているかなどを確認しましょう。また、外部からの不正アクセスを防ぐ仕組みについてもチェックする必要があります。

 

データの受け渡し方法

給与計算をアウトソーシングする際には、給与データのやり取りがスムーズにおこなえるかも重要なポイントです。既存の給与計算ソフトと互換性があるのか、またはクラウドシステムを活用できるのかを確認しましょう。

データの登録やアップロードが簡単にできる仕組みが整っていなければ、担当者の負担軽減は限定的になってしまいます。

 

サポート体制

法改正が頻繁におこなわれる給与計算業務では、サポート体制の充実度もサービス比較時の重要な要素です。

導入サポートはもちろん、最新の法改正ついての情報をタイムリーに提供してくれるか、問題が発生したときに迅速に対応できるのかを確認しましょう。

 

導入実績

過去の導入実績も、サービス選定の基準になります。同じ業界や企業規模の導入実績があると信頼性が高く安心感を得られます。

とくに、具体的な事例を公開している会社は、導入時の進め方や導入後の成果を明確にイメージできます。導入後のサポートの様子も含め、総合的に評価しましょう。

 

費用対効果

給与計算をアウトソーシングするには、運用コスト以外に初期費用がかかるのが一般的です。その点も考慮したうえで検討しましょう。

ある程度費用がかかっても、委託できる範囲が広いほうが自社にメリットがあるのか、アウトソーシングする業務を絞り込みコストパフォーマンスを重視するのかも含め、予算内で最大限の効果を得られるサービスを選びましょう。

 

おすすめ給与計算代行サービス6選

ここからは、おすすめの給与計算代行サービス6選を紹介していきます。

 

給与計算アウトソーシング(株式会社エコミック)

ECOMIC

エコミックの給与計算アウトソーシングは、入力業務も含め、現状の給与計算業務をフルで委託できるサービスです。

特徴 ・スケジュールに沿ってデータをアップロードするだけで簡単
・社労士とも情報共有が可能
主なサービス
(オプションも含む)

・給与計算
・賞与計算
・年末調整
・経理仕訳データ作成
・有給休暇管理
・通勤手当管理
・昇給額シュミレーション
・昇給時遡及計算
・勤怠集計
・賞与額シュミレーション
・人事マスタデータ化
・住民税異動届提出代行
・マイナンバー収集代行
・退職金計算
・住民税納付データ作成 など

セキュリティ ・プライバシーマーク取得
・ISO/IEC 27001(MSA-IS-502)取得
参考料金 個別見積もり

公式サイト:https://ecomic.jp/service/payroll/

 

HR-Platform給与計算代行(フォスターリンク株式会社)

HR-Platform

フォスターリンクのHR-Platform給与計算代行は、経験豊富な専門スタッフが給与計算を丁寧に代行するサービスです。

特徴 ・給与計算のプロがミスを徹底的に排除
・算定情報はシステム経由で確実・効率的に反映
・給与明細はWebで参照・ダウンロード可
・振込代行サービスも提供

主なサービス
(オプションも含む)

・社員情報登録
・勤怠データ取込
・給与計算処理
・Web給与明細作成
・計算結果提供
・FBデータ作成
・賞与計算
・住民税年次更新
・年末調整
・社会保険労務士との連携
セキュリティ ・プライバシーマーク取得
・ISO/IEC27001(ISMS)取得
参考料金 個別見積もり

公式サイト:https://www.fosterlink.co.jp/service-list/payroll-outsourcing/

 

給与計算アウトソーシング(株式会社ペイロール)

PAYROLL

ペイロールの給与計算アウトソーシングは、従業員800名以上の大手企業を中心に、給与計算業務・給与計算代行を手掛けているサービスです。

特徴 ・従業員からの問い合わせはコールセンターで対応
・各種申請手続きや入力業務などにも対応可
・外出先や自宅からでも利用できるマルチデバイス対応
主なサービス
(オプションも含む)

・給与、賞与計算
・年末調整補助
・仕訳計算
・DC/DB計算
・地方税特別徴収補助
・マイマンバー管理
・昇給差額
・退職金一時計算
・退職金Point計算
・生損保データ連携
社会保険労務士との連携

セキュリティ ・プライバシーマーク取得
・ISO27001(ISMS認証)取得
参考料金 個別見積もり

公式サイト:https://service.payroll.co.jp/

 

freee人事労務アウトソース(free株式会社)

free

freeeの人事労務アウトソースは、月次給与計算や年末調整のほか、入退社手続きや身上変更といった人事労務業務を外部委託できるサービスです。

特徴 ・クラウド完結でサーバーやソフトウェア不要
・専用の管理画面で簡単に作業の進捗確認可
・自動アップデートで法改正や新機能にともなう保守の手間を削減
主なサービス ・給与・賞与計算
・入退社手続き
・身上変更
・年末調整
・年次イベント
・従業員対応
・問い合わせ対応など
セキュリティ ・TRUSTe の認証を取得
参考料金 個別見積もり

公式サイト:https://www.freee.co.jp/hr-outsourcing/

 

給与計算アウトソーシング(株式会社トライアンフ)

トライアンフ

トライアンフの「給与計算アウトソーシング」は、給与計算業務の幅広い知識を持った担当者が窓口となり、課題を解決するサービスです。

特徴 ・お客様ごとに専任チームを組織し要望に対応
・イレギュラーの要望やお客様独自の業務にも対応可
・従業員からの問い合わせ窓口も担当
主なサービス ・給与計算
・勤怠管理
・書類回収
・賞与計算
・申請受付
・年末調整
・帳票作成
・明細配付
セキュリティ ・プライバシーマーク取得
参考料金 個別見積もり

公式サイト:https://www.triumph98.com/hrm/hrmprocessimprovement/

 

RoboRoboペイロール(オープン株式会社)

RoboRobo

オープンのRoboRoboペイロールは、給与計算代行と明細発行ツールなどがセットになったサービスです。

特徴

・社会保険社労士の監修と一次チェック
・提携社労士法人が導入から運用までフルサポート
・使用中の勤怠管理システムはそのままでOK
・イニシャルコストが発生しない

主なサービス ・給与計算代行
・給与計算機能
・給与明細発行
・人事情報管理
セキュリティ ・ISO27001(ISMS認証)取得
参考料金 1,000円/1人〜

公式サイト:https://payroll.roborobo.co.jp/lp/

 

給与計算アウトソーシングを成功させる5つのステップ

給与計算アウトソーシングをスムーズに導入し、効果を最大化するためのステップを5つに分けて解説します。

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STEP1:課題と目的を明確にする

まずは、給与計算アウトソーシングサービスを導入する目的を明確にしましょう。現状のコストと予算、工数などをチェックし、導入目的がコスト削減なのか業務効率化なのかを考え、両方であるなら優先順位を検討します。

導入により実現したいことが定まっていると、選定基準がぶれにくくなります。

 

STEP2:委託範囲を明確にする

委託できる業務範囲などを確認し、委託後の業務イメージを明確にして、目的が達成できるのかをよく検討しましょう。

 

STEP3:サービス提供会社を比較・選定する

候補となる会社を複数選び、自社にもっとも適したサービスを選定します。提案書を作成してもらい、自社のニーズに応えられるか確認しましょう。提案内容が詳細であればあるほど、導入後のトラブルや追加コストの発生を防ぎやすくなります。

STEP4:社内体制を整える

導入スケジュールを立て、給与計算担当者と関係部署との連携を図ります。プロセスの変更について丁寧に共有・周知することで、導入後の混乱を最小限に抑えられます。


STEP5:既存プロセスと平行稼働し確認する

本導入前に、既存のプロセスとアウトソーシングサービスを並行稼働して、処理の結果が正しいかを確認します。1ヶ月〜3ヶ月程度を目安にデータの整合性や運用面を確認し、必要に応じて調整しましょう。

 

STEP6:本導入し運用を開始する


アウトソーシングしても問題ないことが確信できてから、本格的に運用を開始します。導入初期はサービス会社のサポートが欠かせません。そういった意味でも、トラブル発生時の対応や運用が安定するまでの支援体制がしっかりしている会社選びが重要です。

 

まとめ

給与計算アウトソーシングは、提供企業によって特徴や依頼できる内容などが異なります。自社が代行を希望する業務を、予算内で最大限実現できるサービスを選びましょう。

フォスターリンクでも、HR-Platform給与計算代行を提供しています。「コア業務が進まない」「間違いやミスがどうしても減らない」「計算業務がブラックボックス化している」など、給与計算業務に悩みを抱えている企業の方は、まずは気軽にご相談ください。

 

 

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